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エピフォン製ベース「サンダーバード」を使った感想と評価

こんにちは!

ベーシストのレイタです!

 

先日、お世話になっている先輩からベースを譲り受け、弾きまくってみたので使い心地を記事にしてみました。

 

今回レビューするベースはこちら

 

 

エピフォン製ベースのサンダーバードです。

 

変形ベースの中では、わりとポピュラーなベースなので、見たことがあるのではないでしょうか?

ルックスからしてロックな音楽が似合いそうなベースですよね。

 

今回はこのロックなルックスのサンダーバードを使ってみた感想を、わかりやすく解説を含めて執筆していきます。

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エピフォンとは

 

エピフォンと聞くと「ギブソンの廉価品を作るメーカー」のイメージがありますが、もとは独立したメーカーでした。

 

もともとは、20世紀初頭にマンドリンの製作を開始し、1928年に社名が「エピフォン」となり、ギターの製作を開始。
その後、1957年にギブソンに買収されました。

 

エピフォンは多くの大物アーティストが愛用しているメーカーでもあり、ビートルズが使用していたことは有名です。
そのサウンドはHELPからAbbey roadのアルバムに収められています。

 

ちなみにエピフォンという社名は、創業者の息子の愛称である「Epi」と創業者のルーツであるギリシャ語で「音」を意味する「Phone」を組み合わせたものです。

 

エピフォン製サンダーバードの特徴

 

さて、ここでサンダーバードの特徴を見ていきましょう。

 

  • ルックス
  • ヘッド
  • ピックアップ

 

サンダーバードの特徴を大きく分ければ、上記の3点が他メーカーと比べて個性的ですね。

 

それぞれの特徴を下記にまとめていきます。

 

ルックス

 

サンダーバードといえば、思わず目を奪われるロックなルックスが特徴的ですね。

 

もうね、最高にかっこいい!

ストラップを低めに構えてピックでガシガシ弾くと、ステージ映えばハンパないでしょう!

 

そこにあるだけで画になる最高のルックスです。

 

サンダーバードのボディー形状は「リバースモデル」と呼ばれ、今では一般的ですが実は以前は「ノンリバース」という形状でした。

 

しかし、フェンダーと揉めたことが原因で現在のリバースモデルが完成しました。

 

ただし、リバースモデルは座って練習するときに非常に弾きづらい!

サンダーバードを譲り受けるまで、通常シェイプのベースを使っていたので、座って弾くときのベースの弾きやすいポジションが見つけらんないんです…

 

いくらベストなポジションを探しても違和感だらけで、弾きづらさを感じています…

 

ただ、やっぱりルックスがカッコいいから弾いちゃうんです。

弾きづらさを感じてもロマンがあるベースなので、弾き慣れてしまえば最高の相棒になるかも?

 

ヘッド

 

 

ヘッドもデザインがカッコいい!

 

サンダーバードのルックスがカッコいいのは、このヘッドのデザインもあるかと思います。

 

でも、1つだけ問題があって「ヘッド落ち」してしまうんですよね…

(ヘッド落ちとは、立って手離しでベースを構えたときにヘッドが下がってしまう状態)

 

ヘッド落ちすると、演奏しながら左手でベースを支える必要があるので演奏はしづらいです。

 

フレーズが動き回る曲とかは、不向きかなと…

でも、8ビートで男らしくルートを刻むような曲だと、めちゃくちゃ合います!

 

ロック以外でも、メロコアでもメタルでもステージ映えするベースなので、ヘッド落ちが気にならないなら購入してもいいかもです。

 

ピックアップ

 

サンダーバードの音を出して驚いたのは、サウンドが思った以上に「まろやか」だったことです。

 

サンダーバードのルックスを見る限り、かなり尖ったサウンドかと思いきやプレべのような低音域が豊かで意外と多くのジャンルで使えるなと感じました。

 

・フロントピックアップ 柔らかく、低音豊かなサウンド

・リアピックアップ   硬質で攻撃的なサウンド

 

ピックで弾くと芯があるサウンドで、指で弾くとなめらかなサウンドになります。

しかし、スラップみたいな奏法にはあまり向かないサウンドなので、スラップしたい人にはおすすめしません。

 

サンダーバードは、サウンド的にはピックでガシガシ弾くようなジャンルにおすすめですね。

 

エピフォン製サンダーバードを使ってみた評価と感想:ベース初心者にはおすすめできないけど、中級者にはいいベース!

 

エピフォン製サンダーバードを使った感想は「ベース中級者なら使いこなせるかも!ベース初心者にはおすすめできない」ですね。

 

初心者におすすめできない理由は上記で書いた通りで

 

・ヘッド落ちする

・座り練習がしづらい

 

中級者であれば、ある程度のベースの扱いに慣れていると思うのでサンダーバードを使っても問題無いですが、ベース初心者が扱うには不便が多いです。

 

特に初心者のうちはベースに慣れておくことが超重要なので、最初は定番のルックスのベースで演奏に慣れておき、サンダーバードは中級者になってから使う方がいいかも。

 

ベース中級者であれば、ステージ映えもするし、サウンドも幅が広いからガンガン使っていけますね。

 

サンダーバードは中級者になってから使うと、ベース本体の良さがわかる楽器だと思うのでサンダーバードを使ってみたい初心者であれば、まずは普通のベースから慣れていきましょう!

 

サンダーバードを使用するプロは多く存在する

 

ルックスもサウンドも個性的なサンダーバードですが、プロにはサンダーバードを愛用するベーシストが多くいます。

 

日本だとTHE YELLO MONKEYの広瀬"HEESEY"洋一さんですね。

 

海外では、ザ・フーのベーシストのジョン・エントウィッスルやニルヴァーナのクリス・ノヴォゼリック、モトリー・クルーのニッキー・シックスなど

 

 

彼らが使うサンダーバードは本家であるギブソン製ですが、ステージでの立ち姿や弾き方は動画を見れば参考になります。

 

まとめ:ロック系ベーシストならサンダーバードはおすすめ!

 

今回は、エピフォン製のサンダーバードを使った感想を記事にしてきました。

 

ルックスもサウンドもロック系のジャンルでこそ存在感を見せてくれるサンダーバードは、万人受けするベースではありません。

 

しかし、ロック系のベーシストにとっては最大の武器になるポテンシャルがある楽器です。

「ロックな曲に合うベースのサウンドが見つからない!」と悩んでいるなら、間違いなくサンダーバードは選択肢の1つになりますね。

 

あなたがステージングにこだわっていたり、ロックなサウンドを求めているならサンダーバードを手にすることをおすすめします!

 

必ず、あなたにとって心強い相棒になってくれますよ。

 

それでは、いい音楽ライフを!

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