仮想通貨

ビットコインの半減期ってなに?いつ起こるのかと仕組みを解説

 

ビットコインの半減期ってなに?

半減期になるとビットコインはどうなる?

半減期はどのタイミングでくるの?

 

ビットコインの半減期について

知りたい人向けに詳しく解説している記事です。

 

ビットコインの価格は

現在、1BTCが1000万円を超えました。

(2024年5月現在)

 

ビットコインの価値は2024年には

約1380万円まであがると予想されています。

 

今後、さらにビットコインは

価値をあげていくでしょう。

 

2009年の登場以来、ビットコインは

少しずつ価値を高めてきました。

 

なぜ、ここまでビットコインは 

価値を高めてこれたのか。

 

それは「半減期」と呼ばれるビットコインの

仕組みが大きく関係しています。

 

「半減期」と聞くとネガティブな響きで

ビットコインの価値が落ちそうに感じますよね。

 

これから運用を始める人や

始めたばかりの人からすれば

ちょっと気になるワードでしょう。

 

ビットコインの価値が落ちるのかと

不安に思うでしょうが、実はちがいます。

 

半減期があるおかげでビットコインの

価値があがるようになっているのです。

 

「半減期」というのになぜ、

ビットコインの価値があがるのか?

 

今回はビットコインと半減期の

関係性につい解説していきます。

 

ビットコインは仕組みとして半減期がある

 

実はビットコインの半減期は意図的に

4年に1度のペースで来るように

設定されています。

 

理由は

「ビットコインの市場価値を守るため」

このために半減期が存在しています。

 

ビットコインは日本円や米ドルのような

通貨とは違い、中央銀行のような

管理者がいません。

 

中央銀行は通貨の発行量の調整をして

価値を守る役割があります。

 

しかし、ビットコインなどの仮想通貨には

中央銀行の役割をする組織が存在しません。

 

ビットコインはユーザー同士で監視をし、

取引に不正がないか検証しています。

 

不正がなければブロックチェーンに

取引履歴が保存され、この検証を

1番先に完了させた人に報酬があります。

 

この検証を「マイニング」といい、半減期は

マイニングの報酬が半減する時期なのです。

 

マイニングが進むとビットコインが

生成されコインの総量が増えます。

 

そのため、あらかじめ半減期をプログラムに

組み込むことで4年に1度、コインの発行量を

減らして市場価値を守っています。

 

どんな価値があるものでも市場に

増えてしまえば価値が下がりますからね。

 

たとえば高級車のフェラーリが

市場に多く出回るとどうでしょう?

 

フェラーリって実は生産制限が

あって年間で1万台のみの生産。

 

年間生産数が1000万台と数多く生産される

自動車業界でフェラーリの生産数が

かなり少ないことがわかりますね。

 

生産数が少ないのは

フェラーリの価値をあげるために

生産制限を設けているのです。

 

これがもし、ほかの車と同じで

1000万台も生産してたら市場価値は

たちまち下がってしまいます。

 

ビットコインの半減期はいつ来るの?過去の価格と周期一覧

 

冒頭で触れたように

ビットコインの半減期は

4年に1度のペースで設定されています。

 

21万ブロックが生成されると

次の半減期を迎え、10分に1個の

ブロックが生成されるようになっています。

 

ビットコインが誕生した2009年以降、

これまで4回の半減期がありました。

 

最初の半減期が2012年。

2回目が2016年。

3回目が2020年。

そして、2024年の4回目です。

 

半減期ごとにビットコインは価値を高め、

多くのユーザーを獲得してきました。

 

いま、注目されているビットコインの

半減期の歴史をここで少し振り返っていきます。

 

最初の半減期

 

最初の半減期は

2012年の11月28日です。

 

出典 マネクリ

 

ただ、このときはいまより

ビットコインを保有する人がいなかったので

あまり価格に変動はありませんでした。

 

この時期はマウントゴックスが世界最大の

取引所となり利用者も増えました。

 

しかし、のちにマウントゴックス事件と呼ばれる

ビットコインが大量に盗まれる事案が発生。

 

この騒動で1BTC1500円まで価値が

あがったのに300円台まで下落しました。

 

しかし、2012年にビットコイン決済を

採用するサービスが現れたり初の半減期で

1000円台まで回復。

 

大きな事件はありましたが、

ビットコインは価値を高めました。

 

1BTCが1000万円のいまから考えると

かなり破格の価値ですね。

 

2回目の半減期

 

2回目の半減期は

2016年の7月9日です。

            出典 マネクリ

 

このときの半減期では2012年より

ビットコインが世間に広まっていたので 

価格が上昇しました。

 

当時のビットコインの価格が4万円台、

半減期を迎えたときには7万円台まで

価格があがっています。

 

この年は暗号資産に対する

法律が制定された年でもあります。

 

2018年にはコインチェックなどか

ハッキングされビットコインの

価値は暴落しています。

 

3回目の半減期

 

3回目の半減期は

2020年の5月11日でした。

 

出典 マネクリ

 

このころはコロナの影響で金融緩和がなされて

ビットコインはもちろん株や金などの

資産も価値が上がりました。

 

しかし、半減期を迎えて50万円まで

下がった価値が100万円まで回復。

 

2020年の10月には

130万円まで価値があがりました。

 

しかし、2022年には世界的な金融引き締めで

金融市場が下落し、暗号資産関連会社が破綻して

ビットコインは暴落しました。

 

4回目の半減期

 

4回目の半減期は

4月20日でした。 

 

この年はビットコインのFTFが承認されました。

 

わかりやすく言うと

「ビットコインが投資対象として認められた」

ということです。

 

今後、ビットコインを持たなかった

投資家の参入も見込まれるため

ビットコインの価値が高まると思われます。  

 

そして、ビットコインの価格がついに

1000万円台まであがりました。

 

半減期があるとビットコインの価値がなぜ上がるのか

 

ここまでは

「ビットコインの半減期の仕組みと傾向」 

について解説してきました。

 

では、なぜ半減期があると

ビットコインの価値があがるのか?

 

理由はシンプル。

「ビットコインを欲しいと思う人が増えるから」

 

先ほど解説したように半減期は

ビットコインの価値を高めるため 

発行枚数を半分にしています。

 

実はビットコインには発行枚数が

決まっていて、半減期も33回まで。

 

ビットコインは2140年に発行終了し、

その数は2100万枚。

 

2023年の3月までに

約1930万枚が発行されました。

 

ビットコインは半減期を迎えるたびに

コインの発行終了に近づいているのです。

 

そのためユーザーたちが

買い集めるので値段があがっていきます。

 

半減期はビットコインの買い時なのか?

 

ビットコインを少額で積み立てるなら

買い時はぶっちゃけいつでもOK!

 

取引所で500円とか1000円で

買うならタイミングは気にせず

自分が買いたい時に買うのがベスト。

 

そのため、半減期を気にせず

ビットコインが欲しいときに買いましょう!

 

ぼくも少額で気が向いた時に

少額ですがコツコツと積み立てています。

 

もし、トレードに興味あるなら

半減期の2ヶ月くらい前から

ビットコインを買っておきましょう。

 

半減期が来るとXのトレンドに

ビットコイン関連が増えてきます。

 

ビットコインの仕組み上、正確な日程を予想する

ことは困難なので常にSNSで仮想通貨に

詳しい人の発信をチェックするのがいいですね。

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