仮想通貨

仮想通貨初心者のための基礎知識まとめ

 

こんな方におすすめ

  • 仮想通貨に興味がある人
  • 仮想通貨を学んで投資したい人
  • 仮想通貨で失敗したくない人

この記事は、そんな人に向けた記事です。

 

仮想通貨は今や投資の対象として個人だけでなく、不安定な米国ドルに変わる投資として大企業も保有するようになっています。

 

これから需要の高まりが期待でき、今後も値上がりが予想される仮想通貨。

 

そんな仮想通貨について、基礎知識から詳しく解説していきます。

 

仮想通貨初心者のための基礎知識

 

仮想通貨にこれから投資をしたいけど「仮想通貨ってなんなの?」と思っている人向けに基礎知識をまとめました。

 

・仮想通貨はサトシ・ナカモトが発案した

・仮想通貨は数万種類も存在している

・仮想通貨は目的によって使い分けされる

・仮想通貨はデジタル通貨の一種 

・仮想通貨を管理する銀行は存在しない

・仮想通貨は実は不正がされにくい仕組み

・仮想通貨は少額で始めることができる

・仮想通貨と暗号資産の違いはなく、同じもの

 

この辺りを頭に入れておけば、仮想通貨への投資に抵抗はなくなるし、仮想通貨が面白くなります。

 

わかりやすく、1つずつ解説していきますね。

 

仮想通貨はサトシ・ナカモトが発案した

 

仮想通貨の1つである、ビットコインはサトシ・ナカモト氏が開発したと言われています。

 

名前だけ見ると「ビットコインって日本人が発明したの!?」と驚きがありますよね。

 

しかし、サトシ・ナカモト氏の正体は今もわかっていません。

ビットコイン開発メンバーですら、サトシ・ナカモトがどういう人なのか知らないと言われています。

 

個人なのか、団体であるのかも謎のままなのです。

 

2008年にインターネット上で仮想通貨の概念の論文を発表し、2009年には運用開始。

2016年にはノーベル経済学賞にノミネートされたこともあるくらい、ビットコインは画期的な発明でした。

 

正体がわからない人物がノーベル賞にノミネートするのは前代未聞。

いまだに確実な証拠がなく、謎に包まれているサトシ・ナカモトにロマンを感じますね。

 

仮想通貨は数万種類も存在している

 

仮想通貨は現在、20,000種類ほどあると言われています。

 

これからもその数は、増加すると予想されていてその全体数を把握するのはむずかしくなるでしょう。

 

ちなみに仮想通貨の呼び方は

 

・ビットコイン

・アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)

・草コイン(アルトコインの中でも価値や知名度が小さいもの)

 

このように区別されます。

 

ちなみに、数ある仮想通貨の中で時価総額が高い順は

 

・ビットコイン(2,001,091億円)

・イーサリアム(470,819億円)

・ビルドアンドビルド(129,717億円)

・ソラナ(117,321億円)

・リップル(46,443億円)

 

なお、仮想通貨の時価総額は今後も高まると予想され、ビットコインに関しては2025年には6倍程度の上昇が期待されています。

 

仮想通貨は目的によって使い分けされる

 

先ほど、仮想通貨は20,000種類もあると解説しましたが仮想通貨は目的によって使い分けされるので種類が多いのです。

 

たとえば、このように使い分けされています。

 

・ビットコイン→最も価値が高いコイン。エルサバトルでは法定通貨になった。

・リップル→送金の処理が早く、取引に特化したコイン。

・イーサリアム→アプリ開発や新しい仮想通貨を制作するのに向いてる。

 

などなど、コインにはそれぞれの特徴があります。

 

仮想通貨はデジタル通貨の一種 

 

仮想通貨はデジタル通貨の一種なのですが、デジタル通貨という言葉を初めて聞いた人もいるでしょう。

 

デジタル通貨は、ぼくたちの生活に大きく関わっています。

 

たとえば、交通系決済であるSuicaやPASMO。

セブンイレブンのnanacoやPayPayもデジタル通貨になります。

 

いわゆる電子マネーと言われるやつですね。

 

仕組みは違いますが、お札や硬貨の代替されるものがデジタルに存在するお金という意味では同じです。

 

電子マネーも仮想通貨も同じデジタル通貨ではありますが、価値の決まり方に大きな違いがあります。

 

それは、次で解説しますね。

 

仮想通貨を管理する銀行は存在しない

 

日本円や米ドルの場合は、中央銀行がお金を発行し価値を保証する仕組みで成り立っています。

 

日本で言えば、日銀です。

 

日銀が「この紙に1万円の価値があるよ!」といえば、その紙は1万円の価値を持ちます。

 

これが、ぼくたちが日常で使う貨幣の仕組みなのです。

 

しかし、仮想通貨の場合は価値の決まり方が違います。

 

仮想通貨の場合は「需要と供給」のバランスによって価値が変動します。

 

また、ビットコインは価値を高めるために、4年に1度のペースで「半減期」があります。

 

半減期はビットコインの生成する量を減らし、供給を意図的に減らし、需要を刺激し価値を高める仕組みです。

 

詳しく知りたい人は、こちらをどうぞ。

 

ビットコインの半減期ってなに?いつ起こるのかと仕組みを解説

 

仮想通貨は実は不正がされにくい仕組み

 

たまに仮想通貨が盗難されたニュースを見てしまうと「仮想通貨ってやっぱり危ないんだな」と思ってしまうでしょう。

 

しかし、これは大きな誤解です。

 

仮想通貨の盗難はコイン自体の問題ではなく、取引所がハッキングされたから起こります。

 

銀行にお金を預けていて、強盗に現金を盗まれたと同じことなんですよね。

 

実は、仮想通貨はブロックチェーンと呼ばれる技術で管理されています。

 

このブロックチェーンは、多くの仮想通貨ユーザーによって監視されているのです。

 

そのため、不正を働き仮想通貨を盗むとなると多くのユーザーのデータを書き換えたりと労力がかかりすぎます。

 

仮に不正できても仮想通貨の価値が暴落する可能性が高いので、不正するメリットはなし。

 

そのため、仮想通貨は不正されにくい仕組みと言えるのです。

 

仮想通貨は少額で始めることができる

 

ビットコインが1000万を超えたことがニュースになりました。

 

これから、ビットコインに投資したいと考えていた

「ビットコインってそんなに資金が必要なの?」

 

と思いそうですが、実はもっと気軽に投資できます。

 

ビットコインを含め、仮想通貨の投資は500円からでも始めることが可能。

 

お昼代くらいのお金で、誰でも気軽に投資を始めれるのがいいですね。

 

仮想通貨と暗号資産の違いはなく、同じもの

 

仮想通貨と暗号資産、どちらも聞いたことがある言葉だと思います。

 

2つの呼び方がありますが、仮想通貨も暗号資産も同じものを指しています。

 

2018年に金融庁が仮想通貨の呼称を暗号資産にあらため、2020年に正式な呼び方になりました。

 

仮想通貨の呼び方だと、日本円などの法定通貨のように誤解されるおそれかあるので仮想通貨から暗号資産と呼称を変えたのです。

 

そのため、仮想通貨でも暗号資産でも呼び方はどちらも正解なので自分が呼びやすい方でいいでしょう。

 

仮想通貨を勉強したい初心者におすすめの方法

 

仮想通貨を勉強したくなったら、ぼくが実践している次の方法がおすすめです。

 

・本 

・YouTube

・XなどのSNS

 

本で仮想通貨を学ぶなら、1冊だけ読めば充分です。

 

なぜなら内容は大きくかわらないから。

 

仮想通貨の本をいくつか読みましたが、どの本も仮想通貨の仕組みを解説するものが多いんです。

 

仕組みはどの本を読んでも一緒なので、その中でも中身を読んで自分が理解しやすそうな本を選びましょう。

 

本で学びつつ、文章でわかりにくくイメージしづらい部分はYouTubeの解説動画を活用。

 

音声や図解があると理解しやすく、学ぶツールとしてめちゃくちゃ優秀です。

 

ある程度の勉強ができたら、仮想通貨に投資しつつSNSで仮想通貨について発信するアカウントを観察。

 

世の中の動きと仮想通貨の価格がどう連動しているか学べます。

 

この方法がぼくが試した中では、1番仮想通貨を学べた方法です。

 

詳しくはこちらの記事にて、解説しています。

【初心者必見!】仮想通貨の勉強法を大解説!基礎知識から運用のまとめ

 

仮想通貨の初心者が投資で失敗しない方法

 

仮想通貨投資の初心者が失敗しない方法は1つだけ。

 

短期間で利益を上げようとしないことです。

 

投資は、もともと短期的に利益をあげるものではありません。

 

長期的に保有して、複利の恩恵を受けて資産を増やしていく仕組みが投資なのです。

 

仮想通貨の投資でレバレッジ取引をすれば短期で利益を出すことはできます。

 

しかし、レバレッジ取引は自己資金以上の投資が可能で利益も損益も倍以上になるのです。

レバレッジが大きければ破産だってありえます。

 

繰り返しですが、仮想通貨で取引するなら積み立てでコツコツと資産を作るのが失敗しない投資になります。

 

仮想通貨のメリットとデメリットをわかりやすく解説

 

仮想通貨のメリットとデメリットをまとめましたので、参考までに。

 

仮想通貨のメリット

・価格変動が大きいので利益が期待できる

・送金などのやり取りが自由になる

・ブロックチェーンでセキリュティが強い

仮想通貨のデメリット

・価格の変動が激しい

・詐欺が多く、騙される人も多い

・株に比べると税率が高い

 

それぞれを下記にて、解説しますね。

 

仮想通貨のメリット:価格変動が大きいので利益が期待できる

 

仮想通貨は、価格変動が大きいのが特徴です。

 

2024年にビットコインが半減期の周期で、価格が1BTC=1000万円になりましたが、大暴落したとかありました。

 

現在はふたたび、1000万円まで戻りましたが仮想通貨は価格が安定していません。

 

そのため、下り幅も大きいですが上がり幅も大きいので利益が期待できます。

 

少し前には、億り人という仮想通貨で爆益を上げた人が話題になるくらい利益を生んでいました。

 

今や、ビットコインを法定通貨にする国もあるので今後の仮想通貨の値上がりが期待されています。

 

仮想通貨のメリット:送金などのやり取りが自由になる

 

仮想通貨の特徴として「送金などのやり取りが自由」というのがあります。

 

通常、法定通貨を送金する場合は手数料や時間がかかる場合がありますが、仮想通貨の場合はそれらが無料であったりとスムーズなやり取りが可能。

 

たとえば、株の取引は9時〜15時までと時間の制限があります。

 

しかし、仮想通貨の場合は取引時間が24時間と誰でも取引がしやすい時間なので使いやすいです。

 

しかも、購入から送金まで365日24時間で対応可能。

 

これは、金融機関を通す法定通貨だと不可能です。

銀行を通すし、換金もしなければならない。

 

仮想通貨なら法定通貨ではないので、換金だってスムーズなのです。

 

誰でも好きな時に取引ができるというのが、仮想通貨のメリットですね。

 

仮想通貨のメリット:ブロックチェーンでセキリュティが強い

 

記事ないでも触れていますか、仮想通貨はブロックチェーンのおかげでセキリュティは強いです。

 

まず、不正するメリットがないのがブロックチェーンのすごいところ。

 

ビットコインだと「マイニング」と呼ばれる作業があり、これは取引が正常に行われて正しく記録されてデータが保存されているかを調べる作業です。

マイニングは、ビットコインユーザーで行われて取引の検証が1番早い人にビットコインを渡すような報酬が仕組みになっています。

 

仮想通貨のデメリット:価格の変動が激しい

 

仮想通貨は株や金に比べると、価格の変動が激しいのがデメリットです。

 

ビットコインは2024年に半減期を迎え、1BITが1000万円と価値が高くなりました。

 

しかし、その後は世界情勢などの影響で800万円台まで暴落。

 

考えられる理由はいくつかあります。

 

・世界的企業が大量の仮想通貨を売却する

・金融不安による仮想通貨の売却

・有名人など影響力がある人の発言

・取引所などのハッキング事件

・先進国の仮想通貨の規制

 

これらの理由があげられます。

 

仮想通貨は、法定通貨のように国に管理されていないので価格変動がどうしても大きくなるのです。

 

法定通貨の場合は、国による為替の介入で通貨の安定をはかります。

(円安の場合は「ドルを売って円を買う」し、円高なら「ドルを買って円を売る」)

 

仮想通貨は為替介入がないので、価格が不安定になります。

 

仮想通貨のデメリット:詐欺が多く、騙される人も多い

 

仮想通貨にも多くの詐欺があり、その手口は多岐にわたります。

 

・フィッシング詐欺

偽のサイトに登録をさせて、仮想通貨のウォレットのパスワードを入力されたら仮想通貨を抜き取る

・偽のアプリ

意外に偽アプリに引っかかる人はいます。

Google playやApple Storeからダウンロードしてしまう人も。

基本的にはすぐに削除されるが、たまたまダウンロードして使ってしまうことも。

 

詐欺の手口は本当に多いので、引っかかる人もいますが気をつけるのは1つだけ。

 

「かならず利益が受け取れる」

 

と語る広告つきのサイトやアプリは絶対に使わないように。

 

投資に「絶対儲かる」はありえません。

 

投資は儲かることもあるし、損することがあるのは当たり前なのです。

 

その結果は、誰にもわかりません。

 

そのため「かならず儲かる!」や「利益を約束します!」みたいな広告の仮想通貨アプリなどは詐欺と言えますので、お気をつけて。

 

仮想通貨のデメリット:株に比べると税率が高い

 

仮想通貨で利益が出たりすると、税金が発生します。

 

税金が発生するのは売買などで20万円以上の利益がある場合は、納税対象になります。

 

ただ、ウォレットに仮想通貨があるだけなら投資額よりも利益が出ていても課税対象にはなりません。

 

肝心な税率ですが、仮想通貨は最大55%です。

 

株の場合は、20%なので仮想通貨の税率が高すぎるのがわかりますね。

 

ちなみに仮想通貨で税金が発生する場面は

 

・仮想通貨を日本円に変えたとき

・仮想通貨を交換したとき(例:ビットコインからリップルに交換したとき)

・仮想通貨で買い物をしたとき

・スターキングやマイニングの報酬をもらったとき

・レディングの利子をもらったとき

 

このタイミングで税金が発生しますので、ご注意を。

 

まとめ:仮想通貨は基礎知識さえあれば誰でも投資できる

 

仮想通貨は必要最低限の基礎知識さえあれば、誰でも気軽に投資することができます。

 

しかも、500円から投資が可能なので失敗しても痛手にはなりません。

 

無謀な投資さえしなければ、仮想通貨は投資対象として優秀な投資でしょう。

 

法定通貨に指定した国もありますし、ビットコイン決済に対応した企業も増えています。

 

このような世の中の変化が仮想通貨の価値をさらに高めるはずです。

 

今から少しずつ投資を始めても損はしませんよ。

 

 

 

 

 

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