最近、Xでトレンド入りするくらい
話題性が高い仮想通貨。
昔に比べたら仮想通貨は
身近なものになってきました。
仮想通貨は少し前まで
「怪しいし、よくわからないから買わない」
と言う人もいました。
しかし、最近では少額から
買う人もちらほら。
統計的には仮想通貨の保有率は
なんと日本は一位という結果も
出ています。
少し前にはニューヨーク市長が
給料を仮想通貨で受け取ると宣言して
話題になりました。
日本でもビックカメラで
仮想通貨を使った買い物が
可能になっています。
この記事を読んでいるあなたは
「仮想通貨に興味はあるけど、むずかしそう…」
と考えているでしょう。
でも、大丈夫!
この記事で初心者にも
仮想通貨をわかりやすく
解説していきます。
参考までにどうぞ。
目次
仮想通貨とは?の疑問にわかりやすく解説
仮想通貨を知らない人からしたら
「そもそも仮想通貨ってなによ?」
って話ですよね。
その前に仮想通貨の
歴史を紹介しますね。
仮想通貨は2008年に
サトシ・ナカモトという人物が
ネット上にビットコインに関する
論文を発表したことが始まりです。
2009年にはビットコインが誕生し
2010年にはピザ2枚とビットコインを
取引したと言われています。
こんな感じで仮想通貨が
始まったわけです。
で、「仮想通貨って結局はなんなの?」
って気になりますよね?
簡単に言うと仮想通貨は
「インターネットで使えるお金」
と思ってもらえれば
わかりやすいですかね。
冒頭に書いたように
仮想通貨で買い物ができるし
現金化することもできます。
しかし、紙幣や貨幣のように
実態はなくインターネット上に
存在するお金です。
仮想通貨と表記されるときと
暗号通貨と表記が分かれることも
ありますが、実は同じもの。
よく電子マネーと同じように
思われますが実はまったくの
別物です。
仮想通貨と電子マネーの違いは?
仮想通貨と電子マネーの
大きな違いとしては
「法定通貨を基準にしているか」
ですね。
法定通貨とは
「国が発行し、貨幣や紙幣の価値を保証したもの」
と考えてもらえば
わかりやすいかも。
簡単に言えば
「この紙は一万円です!」
と国が言えば一万円の価値を国が保証する
ことで法定通貨は成り立っています。
電子マネーは法定通貨を
そのままデジタル化したもので
価値は日本円の価値に依存します。
しかし、仮想通貨の場合は
国が発行してるわけではないので
国から価値が保証されていません。
そのため仮想通貨はユーザーの
需要によって価値が変わります。
仮想通貨の値動きがはげしいのは
そのためです。
どちらもデジタル上で存在している
ことは同じですが、価値の保証という
点では大きな違いがありますね。
また、電子マネーは日本やその他の地域で
導入している場所のみの使用。
仮想通貨の場合は、世界中で使えます。
入金方法も電子マネーは
貯金や現金をそのまま変換できる。
仮想通貨の場合は
仮想通貨の取引所を通して口座を作り
口座に入金して仮想通貨を購入します。
仮想通貨には「取引所」と「販売所」がある
仮想通貨の運用として
「取引所」と「販売所」があります。
「取引所」とは
ユーザー同士で仮想通貨の売買を
行う場所です。
買い手と売り手の取引希望額が
マッチングしたら取引成立になり、
業者に手数料を払います。
「販売所」とは
仮想通貨を所有する業者から
ユーザーが仮想通貨を買う場所です。
仮想通貨を売る場合には販売業者が
定めたレートで売却になります。
コストを抑えて仮想通貨を
運用したい人には「取引所」が
いいですね。
取引所の有名な業者は
「コインチェック」
「GMOコイン」
などがあります。
これから仮想通貨を運用するなら
「取引所」を使えばOK!
運用は最低金額500円から
購入可能です。
業者はそれぞれ特徴があるので
自分の目的にあった業者で選びましょう。
初心者が仮想通貨に手を出すと失敗する?
たまにネットニュースなどで
仮想通貨に失敗して破産する人の
情報が出ると
「やっぱり仮想通貨は手を出さない方がいい」
と思われますが
これは大きな誤解です。
最低限のことを知っていれば
初心者でも安心して仮想通貨を
運用することができます。
・生活余剰金で運用する
・トレードには手を出さない
・価値が下がっても売りに出さない
この3つを守れば
損をすることはないでしょう。
生活余剰金で運用する
これは投資の基本です。
投資は多くのお金を運用すれば
その分のリターンが多くなる
構造です。
欲を出して自分の収入では
キツい金額を運用しても
かならず失敗します。
たとえば
月に20万の月収の人が
10万円を運用するのは
大変です。
残りの10万円で
食費から家賃、スマホ代など
多くの支出にあてることになります。
これだと貯金にはお金が
回りませんよね。
仮想通貨を運用するなら
かならず生活余剰金でやりましょう!
運用は少額からでいいんです。
最初は一万円をコツコツと
積み立て運用していれば一年で
12万円分の仮想通貨を運用できます。
仮想通貨の運用は
自分の生活を守りながらが鉄則ですよ。
トレードには手を出さない
株や仮想通貨で失敗した話を
聞くのはトレードで損益を
出した時ですね。
株も仮想通貨もトレードをして
短期的に利益を上げる方法もあります。
しかし、投資初心者がトレードで
勝てるほど甘くはありません。
毎日モニターを見て値動きを
チェックしているプロに
勝てると思いますか?
100%勝てないでしょう。
たとえれば
メジャーリーガーに
野球を始めたばかりの
少年が勝負するようなものです。
損をしたくなければ
トレードには手を出さない方が
いいですね。
おすすめは
「仮想通貨を買ったら寝かせておく」
無駄な運用はせず、
ひたすら持ち続けるだけでOKです。
資産運用の成績がいい人には
ある共通点があります。
「口座を忘れている人」
これは資産産運用をしている
ことを忘れた人のことです。
つまり資産運用のコツは
「資産は長期で保有して放置」
このパターンがリスクも少なく
利益を出しやすい方法です。
青汁王子こと起業家の
三崎優太さんは買ったのを
忘れてた仮想通貨が爆上がりして
相当な利益を得ました。
トレードで仮想通貨を運用するのを
否定はしませんが、リスクは高いです。
より安全に運用するなら
積み立て運用のみで仮想通貨を保有する
方が初心者にはおすすめですよ。
価値が下がっても売りに出さない
この話は前項の
「トレードには手を出さない」
と共通するのですが
仮想通貨は買ったら売りに出さないこと。
仮想通貨は値動きがはげしいので
値上がりすることもあるし
値下がりすることだってあります。
でも、値下がりしても売ってはダメですよ。
2017年に中国がビットコインの
オンライン取引を制限したため
ユーザーたちが仮想通貨を売却し
価格が暴落したことがあります。
このときのビットコインの
価格が1BTCで9万5000円でした。
しかし、2024年2月では
1BTCが700万円前後です。
7年で約75倍になりました。
暴落した当時に売ってしまった人は
かなりの損をしています。
逆に売却せず
保有していた人は
75倍も儲かっています。
このことから価値が下がっても
仮想通貨は保有していた方が
いいとわかりますね。
株や仮想通貨など
資産運用するものは
どこかのタイミングで価値が下がります。
しかし、下がったものは上がりますので
粘り強く資産運用することを心がけましょう。
ビットコインなどの仮想通貨の危険性は?
仮想通貨の運用の基礎は
一通り理解してもらえたと思います。
しかし、同時にビットコインなどの
仮想通貨の危険性についても
気になりますよね。
ここからは仮想通貨の
危険性についてもふれていきます。
・ハッキングの危険性
・仮想通貨の詐欺が多い
・取引所がいきなり潰れることもある
このあたりは不可抗力での
危険性なので仮想通貨を運用する上で
頭に入れておいた方がいいでしょう。
ハッキングの危険性
仮想通貨が危険という
イメージがあるのは
ハッキングされるリスクにあるかも。
2014年にマウントゴックスという
大手の取引所がハッキングにあい
当時で490億円の仮想通貨が
流失しました。
そのほかにも2018年には
コインチェックがハッキングされ
「ネム」という仮想通貨が流失。
その額、約580億円です。
2016年にもイーサリアムが
流失しているので、わりと
仮想通貨が流失しています。
ハッキング対策としては
・公共のWi-Fiを使わない
・コールドウォレットを用意する
この2つだけでもハッキングに対して
対策はできます。
仮想通貨の詐欺が多い
仮想通貨も詐欺被害が多く
ニュースで目にした人もいるでしょう。
アプリやWebサイトで
仮想通貨の取引所をつくり
お金を入金させて騙し取る手口があります。
詐欺の手口は数多いので
ここでは紹介しきれないほどです。
詐欺に騙されない方法としては
「自分でしっかり調べる」
これだけです。
ググれば怪しいところは
紹介されてますし、信用できる
取引所も調べることが可能です。
それでも心配なら金融庁の
認可を受けている取引所を
調べましょう。
信用できる取引所は
しっかり記載されています。
取引所がいきなり潰れることもある
取引所がいきなり潰れてしまう
ことがあります。
たとえば、ハッキングの影響で
取引所が潰れる事件もありましたからね。
先にあげたマウントゴックスは
ハッキングの影響で倒産してますし
経営破綻で潰れた取引所もあります。
まぁ、銀行で潰れてしまうこともある
世の中ですから貯蓄でも資産運用だろうと
取引所や銀行が潰れるリスクは常にあります。
そう考えれば銀行も取引所も
潰れるリスクは同じなので
そう深刻に考えなくていいかと。
仮想通貨の取引所が倒産した
場合でも分別管理をしている
会社なら資産が守られる可能性が
高いです。
(分別管理は取引所の資産と顧客の資産を
区別して管理していること)
まとめ:まずは仮想通貨を少額で運用してみよう!
今回は
「仮想通貨の初心者にもわかりやすい基礎知識」
をメインに記事にしてきました。
仮想通貨は決して
怖いものではなく
基本的なことを知っていれば
失敗なく運用することが可能です。
もちろんリスクはありますが、
何事もリスクはあるので
ある程度は気にせず運用しましょう。
積み立て運用なら短期での
利益はありませんが長期的には
安定してプラスになります。
運用するからこそ
わかる仮想通貨の魅力も
ありますからね。
なにはともあれ
仮想通貨を運用しないと
始まりません。
最初は少額から運用をして
自分に合ってるなと思えば
仮想通貨の運用を続けましょう。
もし、合わなければ
途中でやめてもOKです。
仮想通貨を運用してみたい人は
無理のない金額から運用して
仮想通貨にふれていきましょう!