音楽

xoticベースの特徴と使用感を評価してみた

こんにちは!

ベーシストのレイタです。

 

突然ですが、Xoticのベースを弾いたことはありますか?

Xoticと聞いて「Xoticってエフェクターの会社じゃないの?」と思ったそこのあなた!

 

Xoticはエフェクターだけの会社ではありません。

ギターやベースも製造してるんですよ。

 

しかも、クオリティはかなり高めな楽器になっています。

 

最近はXoticをメインにするミュージシャンが増え、Xoticのベースが注目されています。

この記事を読みにきているあなたは、きっとXoticが気になって当記事にたどり着いたのではないでしょうか?

 

この記事では、Xoticユーザーである僕が実際にXoticベースを使った感想を交えてXoticベースの魅力をまとめています。

 

Xoticベースが気になる方は、ぜひ参考までに。

 

Xoticとは?

 

Xoticは1990年代に日本人ビルダーのヒロ・ミウラ氏によって、アメリカの南カリフォニアで誕生しました。

 

上記でも触れていますが、Xoticはエフェクターで有名なメーカーですが、実はギターやベースも製造しています。

 

エフェクターも楽器もクオリティが高く、国内のミュージシャンだけではなく、海外の大物ミュージシャンにも多くの愛用者がいるのがXoticのすごいところ。

 

ラインナップとしては、ジャズベース型のXJ-1T、プレシジョンベース型のXP-1Tや変形型のベースも製作されています。

 

かつては、アメリカの工房で作られていましたが、近年では国内の工場で組み上げたXJ-1Tなどが展開されています。

 

Xoticベースの特徴

 

数多くのミュージシャンに愛されるXoticですが、ここでXoticのベースの特徴をまとめました。

 

  • プリアンプ
  • ピックアップ
  • ペグなどのパーツ類

 

Xoticの大きな特徴は上記に3つですね。
Xoticのベースを1度弾けば、そのクオリティに驚きますよ。

 

プリアンプ

 

 

まず、プリアンプのクオリティがすごい。

 

自社製のプリアンプである「Xoticオンボード・ベースプリアンプ」は高品質で多機能。

どんな音楽のジャンルにもしっかりと対応してくれます。

 

プリアンプの作りとしては

 

・2ボリューム・1トーン

・アクティブ・パッシブ切り替え(フロントボリュームを引き上げて起動)

・シリーズ・パラレル切り替え(リアボリュームを引き上げて起動。擬似的にハムバッカーになる)

・3バンドEQ(黒いツマミ。高中低音のブーストとカット。センタークリックになっている。)

・Midスイッチ&Brightスイッチ(シルバーのスイッチ。中域は400〜800Hz、高域は6〜12Hzの周波数を調整できる)

・プリセット・ゲイン(ベース背面の青いスイッチ。パッシブ時とアクティブ時の音量差を調整できる。)

 

 

この多機能プリアンプのおかげで、どの現場でもXotic1本あれば音作りに悩むことはありませんね。

普通のプリアンプに比べて細かく音を作りこめるので、自分の理想の音を追求できます。

 

これからハイエンドベースを買いたいと考えている人にも、セッションワークが多い人にも自信を持っておすすめできるベースです。

 

ピックアップ

 

 

Xoticといえば特徴的なピックアップが目立ちます。

 

木製のピックアップはXoticだけ。

しかも、ピックアップ上部には親指を置きやすいように削られていて弾きやすい。

通常のピックアップと比べればその違いは、段違いですよ。

 

そのほかの特徴としては、ピックアップは職人の手巻きによって作られています。

 

パッシブ時ではヴィンテージトーンになり、アコースティック編成での演奏で使うといい感じのサウンドになりますよ。

 

ペグなどのパーツ類

 

パーツ類も非常に高品質です。

 

まず、Hipshotのペグは軽量でヘッド落ちせず、立って演奏する時にもストレスがありません。

ブリッジはXotic製で堅牢で弦間ピッチの調整もできます。

 

そのほかにもフレットやストラップピンなどのパーツにもこだわり、セレクトされていてプレイヤーが演奏する時のストレスを最小限になるように設計されています。

 

ここまでパーツも高品質なベースはなかなかないですよ。

 

XoticのXJ-1Tを使ってみた評価と感想

 

僕は5年前にXoticのXJ-1Tを購入しましたが、文句なしの名機です!

 

今までもハイエンドのベースは何本か購入していますが、サウンドのクセが強すぎたりと、さまざまな理由でハイエンドベースを手放してきましたがXoticだけは手放せないくらい重宝しています。

 

上記でも触れていますが、まずオールマイティにサウンドメイクができるのでロックバンドからアコースティックバンドでもXoticだけで充分に対応可能です。

 

ロックで使うならフロントもリアもボリューム全開でトーンも全開、アコースティックで使うならフロントのボリュームのみでトーンは0で使えば柔らかいアコースティックに馴染むサウンドになります。

 

今まではベースを持ち変える必要がありましたが、Xoticベースを購入してからどこでも1本で対応できてしまうんですよね。

 

サウンドはもちろん、細かいところまでしっかり作り込まれている楽器なのでベーシストには重要なベースになることは間違いないです。

 

音作りに悩んだらXoticのベースを試してみると解決することが多いので、ベーシストならXoticのベースは必要かなと思いますね。

 

Xoticの5弦がバランスが素晴らしい!

 

Xoticは5弦もリリースしていますが、こちらもまた名機。

 

弾いた時のデッドポイントがないし、5弦の音程感が安定していて安心して使うことができます。
重量も4弦も5弦も同じくらいで、演奏する時にベースの重さが肩にかかる負担も少ないかなと。

 

軽量版である「XJ-1T 5 Strings Light Weight」もあるので、軽い5弦ベースをお探しの人にもおすすめです。

 

Xoticはベーシストなら一本は持っておきたい名機

 

今回はXoticのベースについて記事にしてきましたが、実際に使ってみて本当に素晴らしいベースだと感じました。

 

僕はXJ-1Tを所有していますが、サウンドにクセがないのでオールジャンルで使えますし、歪み系のエフェクターをかけた時も音の乗りがいいように感じます。

 

パッシブでフロントボリュームのみ、トーンゼロで設定すればアコースティック編成で馴染むサウンドになるし、アクティブにすれば細かく音作りができるのでロックでもジャズでもしっかり使うことができる。

 

アクティブで使うと、どうしてもプリアンプが強めに出てクセが強くなる傾向にありますが、Xoticだとそれを感じることがほとんどありません。

 

高品質で多機能かつ、独特のルックスを持つXoticのベースはステージでも目立ちます。

そして、セッションで使えば周りからのプレイヤーからもサウンドの良さに喜ばれるベースなのでベーシストとして1本は持っておいて損はしません。

 

ぜひ、お近くの楽器屋にて試奏して実際にXoticベースのすごさを体験してみてください。

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